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関東が誇る水郷の街!潮来市の魅力と文化

関東が誇る水郷の街!潮来市の魅力と文化

この記事のポイント

潮来市は茨城県南東部に位置する市です。
昨今、週末プチ旅行が流行ったことにより、関東から日帰りで水郷を楽しむことができるとして潮来市が注目を集めています。

必ずしも大きな街ではありませんが、人力の舟で水路をめぐる「十二橋めぐり」など日常のせわしなさを忘れて、移りゆく時間に身を委ねることのできるおすすめの街なのですね。

今回はそんな潮来市について紹介します。潮来市は「いたこしと読みますが、こうした一風変わった名前の由来も紹介していくので、のんびりと読んでみてください。

記事を読み終えた頃には、きっとあなたも茨城県に存在する小さな街「潮来市」を訪れてみたいと思っているはずです。

潮来市とは

はじめに潮来市について基本的な部分を解説していきます。

潮来市は水の街

冒頭でも述べたとおり、潮来市は茨城県の南東部に位置しています。

Googleマップで確認すると、上記の位置となります。

潮来市のすぐ南には千葉県香取市があるため、ちょうど茨城県と千葉県の県境にあるイメージなのです。

そして以下のように潮来駅周辺には水路が存在しています
これは古くから生活のために用いられてきた水路でもあり、潮来市を「水郷の街としています。

以下のように、地図を縮小していくと、潮来市周辺がいかに水源に恵まれた土地であるかがわかるでしょう。

そのため他の地域ではなかなか見られない細かな水路や、そこにかかる橋を楽しむことができるのですね。

潮来市の基本情報

このように豊かな水源を有する潮来市の基本情報は以下のとおりです。

潮来市の基本情報
人口 27,922人

(推計人口:2019年6月1日)

面積 71.40km2
隣接自治体 鹿嶋市、稲敷市、神栖市、行方市、千葉県香取市

潮来市は決して大きな街ではありません。

そもそもは潮来町でしたが、2001年に牛堀町を編入することで現在の潮来市となっています。

市の花は「あやめ(花菖蒲)」で、こちらは市内にある「水郷潮来あやめ園」でじっくりと楽しむことができます
雨に濡れたあやめは何とも高貴な美しさですよ。

潮来市の名前の由来

潮来市は初見ではなかなか読むことのできない名前でしょう。

それでは「潮来」はもともとどういった由来を持つのでしょうか?潮来の由来を知るためには、音と漢字を分けて考える必要があります

そもそもこの地域は風土記などでは「伊多久(いたく)」、「板久(いたく)」や「いたく」と表記されていました。
これは「傷んだ地形」を意味します。

つまり平野ではなく、台地や崖の多い地域だったのですね。
現在の潮来市のある地域は昔から「いたく」といった名前で呼ばれていたのです
これが音の部分です。

こうした中で、海の近いこの地方において、江戸時代に潮が海から川へと遡上してくる光景を見て、人々が「いたく」と「潮来」と表記しました。

この地方では、潮のことを「いた」と呼んでいたのです。これが現在の潮来市の漢字の由来です。

つまり「いたこ」という名前は、当初は台地といった地形を示すものでしたが、時代が進むにつれて特徴的な自然現象を意味するものに変わっていったのです。
これが現在の「潮来市」を「いたこし」を読む、ちょっと不思議な由来です。

由来を知っておくと、潮来市の位置する地域の地形と自然現象の双方をイメージすることができて面白いですよね。

潮来市の花「あやめ」について

先ほども軽く触れましたが、潮来市の花は「あやめ」です。

しかし、ここでいう「あやめ」は厳密には「花菖蒲」のことです。

潮来市では、花菖蒲を「あやめ」と呼んでいるのですね。
そもそも本来のあやめと花菖蒲はよく似た花なのですが、以下の方法で簡単に見分けることができます。

メモ

  • (本来の)あやめ:花の中心部が黄色くない
  • 花菖蒲:花の中心部が黄色い

本来のあやめは4月下旬から5月中旬にかけて見頃を迎えますが、花菖蒲は1か月遅れて5月下旬から6月中旬にかけて見頃を迎えます。

このように本来のあやめと花菖蒲では見頃の時期も異なります。

少し頭がこんがらがってきたかもしれませんが、「潮来市ではあやめというと花菖蒲を意味する」と覚えておいてください。

水郷潮来あやめ園

そんな潮来市で「あやめ(花菖蒲)」を見るならば、水郷潮来あやめ園は外すことができません。

特に毎年5月下旬から6月下旬にかけて行われる「あやめまつり」では潮来市のあやめの魅力を最大限に楽しむことができるでしょう。

ただし、水郷潮来あやめ園の基本情報は以下のとおりです。

水郷潮来あやめ園
住所 茨城県潮来市あやめ一丁目5
電話番号 0299-63-1111
アクセス 潮来駅から徒歩3分

潮来駅から徒歩3分の距離なので、気軽に訪れることができますね。
それではこれまでのあやめまつりの雰囲気を写真で確認してみましょう。

はじめに以下の画像が潮来市のあやめ(花菖蒲)です。

花の中心部が黄色いことがわかりますよね。

このあやめが一面に咲き誇るのが水郷潮来あやめ園です。

あやめまつりの時期はライトアップもされるため、水路を舟でめぐりながら園内の幻想的な風景を楽しむこともできますよ。

 

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梅雨前に水郷潮来あやめ祭りへ。 水辺に生える色とりどりの美麗な花に癒されました。 水郷潮来あやめ園 〜夜の部〜 prefecture:ibaraki location:suigoitakoayamepark camera:OLYMPUS OMD-EM1 lens:ZUIKO DIGITAL ED 7〜14mm F4.0+MMF-3 shooting mode:normal day:2019/6/6 title:水鏡橋 #colors_of_day #igersjp #ig_japan #instagood #ig_myshots #bnwcsc_lovers_jp #sumasumatai_love #turkiyevizor #team_jp_ #ig_fotografdiyari #fleur_noblesse #jptripguide #iba_geo #はなまっぷ #東京カメラ部 #茨城カメラ部 #茨城フォト倶楽部 #フォトイノ写真部 #茨城県 #潮来市 #水郷潮来あやめ園 #水郷潮来あやめまつり #ライトアップ #olympus #写真好きな人と繋がりたい #写真撮ってる人と繋がりたい #誰かに見せたい風景 #オリンパス倶楽部

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また、嫁入り舟という本当にこれから結婚する女性を舟で渡す光景を見ることもできます。
なんとも風流ですね。

このようにあやめまつりでは、そのシーズン限りのイベントを数多く楽しむことができます。

タイミングが合うならば、ぜひとも訪れてほしいと思います。

グルメと道の駅いたこ

潮来市がなぜ水郷の街と呼ばれているのか、水郷潮来あやめ園の光景とあわせて理解していただけたかと思います。
ここからは潮来市のグルメについて簡単に紹介していきましょう。

潮来市でぜひともご賞味いただきたいものに「鯉のうま煮」があります。

 

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#鯉のうま煮 #お昼ご飯 #小林川魚店 今日のお昼はいつもお世話になっている 小林川魚店でお昼にしました。 鯉のうま煮は…とてつもなく かなり美味かったです😋 鯉のぶつ切りをあまじょっぱく煮ている 感じで 煮た時のタレが付いてきました。 タレの味はうなぎの蒲焼みたいな感じで 蒲焼のタレよりはあまり甘くない感じのタレでした。うま煮の方はとにかく 柔らかいです。真ん中の内蔵とかは 凄いぷるぷるしていて美味しいです 外の身の方も柔らかくとても美味しい。 少々骨が多いですがそれ以外は 全てとても良いです。

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ここまでも繰り返し述べてきたとおり、潮来市は水源の豊かな街なので古くから川魚料理も親しまれてきたのです。

その中でも、鯉を甘辛くじっくりと煮込んだ鯉のうま煮は潮来市を代表するグルメです。
じっくりと煮込むことで鯉特有のクセも消え去り、淡泊ながらも風味豊かな煮魚となっています。

道の駅いたこ

これらの潮来市グルメを一気に楽しみたいならば、道の駅いたこを訪れるのがおすすめです。

潮来市も道の駅の整備には力を入れているため、様々な料理からお土産までを幅広く楽しむことができます。

道の駅いたこの基本情報は以下のとおりです。

道の駅いたこの基本情報
住所 〒311-2426  茨城県潮来市前川1326-1
アクセス 延方駅から車で7分
電話番号 0299-67-1161
入場料 無料

施設内ではグラウンドゴルフを楽しむことのできるため、子供から大人までアクティビティに汗を流してから、以下のような潮来市のスイーツを楽しむことができます。

メモ

  • 川えびせん
  • お米ばうむ
  • いちこシフォンケーキ
  • 虹どらくり

特に日帰りで潮来市を訪れる際は、ぜひとも訪れてほしい場所となります。

ちなみに、道の駅いたこは延方駅から車で7分の距離ですが、潮来駅と延方駅は車で12分程度の距離です。

そのため水郷潮来あやめ園から道の駅いたこもすぐに移動することができますよ。
ぜひとも2つの施設を楽しんでほしいと思います。

まとめ

今回は潮来市について紹介させていただきました。

東京から日帰りで訪れることのできる水郷の街「潮来市」に、あなたも是非とも来てみてください。
市内では時期によってはあやめを楽しむことができます。

特に水郷潮来あやめ園で開催されるあやめまつりは必見でしょう。

また時期に関係なく、市内では「十二橋めぐり」を行うこともできます。

こちらは水路を舟でわたりながら十二の橋を巡るもので、潮来市の風土や歴史を肌で感じることができます

また潮来市には鯉のうま煮をはじめとして様々な名物料理があるので、そちらも堪能してほしいと思います。
時間がない場合は、道の駅いたこを訪れると料理、スイーツそしてお土産まで一度に揃うのでおすすめです。

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