イベント・花火大会

花火大会当日の雨!中止なのか順延なのか

花火大会当日の雨!

中止なのか順延なのか

「素朴な疑問だけど、雨だと花火はどうなるのだろうか…」
「花火大会が中止になったら、チケット代は返却されるのかな…?予備日ってあるの?」

花火大会が雨で中止になることほど悲しいことはありませんが、夏に行われることが多い以上はどうしても雨を避けることができないのも事実です。
実際にところ、雨の場合、花火大会はどうなってしまうのでしょうか。

今回は雨にときに班日退会が中止になる基準や条件を解説します。
これを知ることで、花火大会が中止になるか否かを見分けることができるようになります。
また中止するか否かに関係する花火大会の裏側を知ることもできます。

ホントは中止になりにくい花火大会

ホントは中止になりにくい花火大会

当日、起床するとどうにも天気が良くない。
「もしかすると花火大会が中止になるかもしれない…」と思っていると、一向に中止の連絡はなく、小雨が降る中で花火を見た。

こんな思い出があなたにもあるかもしれません。
そうなのです、花火大会は意外と中止になりにくいものなのです。
ここでは、花火大会が中止しにくい理由からみていきましょう。

莫大な人と金の動く花火大会

莫大な人と金の動く花火大会

正直に述べると、花火大会を開催するためには莫大なお金が必要となります。
それこそ「総打上数20,000発!」のように打ち上げる数が万単位になると、全てを合わせて1億円を超える予算が必要になることもあるのです。

以下では花火玉の値段を大まかにみていきましょう。

つまり4,000円の3号玉を20,000発用意するだけで8,000万円が必要となるのです。
それに加えて、会場費、人件費、広告宣伝費、設備費がかかるため、大規模な花火大会の費用は簡単に1億円を超えてしまうのです。

そして、この費用の大部分は企業や個人の寄付および協賛金でまかなわれています。
あなたも花火が打ち上げられる前にスポンサーとして企業や個人の名称が読み上げられているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
もちろん企業の多くは完全なボランティアとして寄付をしているのではなく、自社の宣伝を兼ねてスポンサーになっています。

こういった理由から花火大会は中止しにくいのが実状なのです。
もちろん裏側の事情のみならず、多くの人が花火大会を楽しみにしていることも中止しにくい大きな理由です。

雨の日に花火を打ち上げても平気!?

雨の日に花火を打ち上げても平気!?

また花火は実際のところ雨の場合でも打ち上げることができます。
もちろん視界もなくなるほどの大雨の場合は打ち上げることも難しくなりますが、ある程度の雨であれば問題なく打ち上げられるのです。
花火を打ち上げる筒には蓋がしてあり、また点火は電気により行われるためです。

そのため一定程度の雨であれば花火大会が開催されることが多くなっています。
ただし花火はやはり観客あってのものなので、観客すら集まりにくくなるような雨の場合は花火自体を打ち上げることができても中止になります。

中止や順延になる条件

中止や順延になる条件

このように花火大会は中途半端な雨程度では中止になりません。
朝の時点で多少天候が悪い場合であっても、運営者は基本的に開催することを目指して行動します。
では逆に、どの程度の天候であれば中止になるのでしょうか。

実際の中止基準は各花火大会により異なりますが、一般的には以下のような場合に中止となります。

・ゲリラ豪雨、冠水の恐れがある場合
・煙火に危険がある程度の強風の場合
・落雷の恐れがある場合

また花火を打ち上げることができるか否は各都道府県が一定の基準を制定しています。
以下では東京都のものを例にそちらの基準もみてみましょう。
「火薬類(煙火)消費許可申請の手引」には気象条件および自然災害との関係で以下のような中止基準があります。

引用:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/safety/powder/powder.files/enkatebiki201103.pdf

いずれも抽象的な表現となっていますが、「危険な状況」が一つのキーワードとなっています。
また気象条件および自然災害以外の中止基準としては法律が尊寿されてない場合、事故があった場合などが規定されています。

簡単には中止されない花火大会ですが、安全第一で行うという点は徹底されているのです。
そのため安全を脅かす事態が考えられるのであれば、中止となります。

花火大会途中で中止になった場合、打ち上げられなかった花火玉はどうなるのか?

花火大会途中で中止になった場合、打ち上げられなかった花火玉はどうなるのか?

では花火大会が中止になった場合、用意されていた花火玉はどうなってしまうのでしょうか。
これは花火大会がいつの時点で中止になったかによります。

中止が花火玉を設置する前の段階で決まっている場合であれば、花火玉はそのまま火薬保管庫に保存することができ、次の花火に利用することができます。
一方ですでに花火玉を設置してから雨天中止となった場合、その花火玉は原則として再利用することができません。
それは花火玉が湿気ることによります。

しかし場合によっては、中の火薬のみを再利用できるときもあります。
ただし火薬も湿気った時点で基本的には処分することになります。
そして火薬の処分費用もかかってくるのです。
このように花火大会が中止になるということは非常に大きな損失が発生するということなのです。

ちなみに主催元によっては事前に興行中止保険を利用しておくことで、中止時に保険金を受け取ることができるようにしているところもあります。
これならば中止による損失の一部または全部をまかなうことができますね

順延する?中止する?

順延する?中止する?

花火大会によっては中止ではなく順延になるものもあります。
ただし、これは事前に決められている場合のみであり、ゲリラ豪雨で急遽中止になり、急遽順延日が決められるということはほとんどありません。
そのため事前に順延日が設定されていなければ諦めざるを得ないのです。

チケット代について

チケット代について

中止の際のチケットについては、多くの場合に払い戻しがなされます。
そのため安心です。
ただしこちらも厳密には主催元が定めらルールによるので、全ての場合に払い戻しされるわけではない点に注意してください。
事前に確認しておくとさらに安心でしょう。

まとめ

まとめ

今回は花火大会が雨で中止になるか否かについて解説しました。
原則として花火大会は中止しにくいものとなっているため、ある程度の雨ならば開催されると考えて良いです。
花火自体もある程度の雨ならば問題なく打ち上げることができます。

ただしゲリラ豪雨や強風により危険がある場合は花火大会が中止となります。
その際は開催のために要した費用の多くが無駄になる恐れがあります。
しかしチケット代の払い戻しは多くの花火大会で行われているので安心です。

プライベートメモリアル花火職人|斉藤商店

最高の瞬間は花火で演出しませんか?

YouTubeで大人気のヒカキンさんが、2017年8月に、ご自身YouTubeチャンネルの企画で、ヒカキンさん、セイキンさん、マスオさんの3人の共同企画で花火大会を開催されました。
花火のご提供を斉藤商店が全面的に協力させて頂き、500発の花火大会を開催。地元のみなさまにも大変喜ばれ、YouTubeやインターネットでも大きな話題を呼びました。

30万円からできるイベントをあなたもいかがですか?

詳しくはコチラ

-イベント・花火大会

© 2024 斉藤商店 茨城県結城市