日本の夏の風物詩として見られがちな花火大会ですが、花火は夏だけではありません。
実際は四季を問わずどこかで花火に関するイベントを目にすることができます。
今回は、数ある花火イベントの中で日本三大花火大会と呼ばれるものを紹介していきましょう。
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大曲・長岡・土浦「日本三大花火大会」
まずは、長岡まつり大花火大会であり八月の上旬に開かれる大花火大会です。
土浦の花火は、そこから季節が少しずれて10月上旬の秋の夜に開催されます。
こちらは規模的には、全国の花火イベントの中で最も大きな花火大会の一つで全国の花火師たちが技術を競い合うこちらも由緒正しい花火大会の一つです。
もう一つが、大曲の花火大会でこちらは8月の下旬に開催され、こちらも土浦と同様に全国の花火師たちがその腕を競い合います。
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全国花火競技大会「大曲の花火」【秋田県大仙市】
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秋田県大仙市の大曲地域は昔から花火の街として知られており、花火大会などが古くから開催されてきました。
2018年で第92回となる全国花火競技大会「大曲の花火」の始まりは1910年に開催され、そこから戦争などの理由で一時中断されたものの戦後すぐに復活しました。
秋田県では随一の規模を誇るだけではなく、東北を代表する花火大会としても定着しいつしか日本三大花火大会の一つにも数えられるほどの規模を持つようになり現在に至ります。
そして、なぜこの「大曲の花火」が日本三大花火大会と言われる規模を持つようになっているのかには理由があります。この大曲の花火は、ただの花火大会という意味合いではありません。
花火師たちが競う場でもあるのです!
花火師の情熱とプライド
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大曲花火大会は、「全国花火競技大会」でもあります。
いわば、花火師の日本一決定戦といわれるほど重要な大会です。
美しく芸術性が高い花火には「内閣総理大臣賞」・「経済産業大臣賞」・「文部科学大臣賞」などといった数々の賞が授与されることから花火師にとってまさに目標といえる大会です。
大曲の花火は、日本一アツい競技会と称されることもあります。
大会が提供して打ち上げる花火の「ワイドスターマイン」は、1年をかけて製作していくという苦労の賜物です。
その壮大性と芸術性は、大曲の花火でしか見ることが出来ません!それだけの価値はありますので、一度見てみることをオススメします!
場所は、大仙市大曲の雄物川河畔大曲花火大橋の下流で年に1度見ることが出来ます。
観覧席は板敷きとなっているため、座布団やクッションなどがあると快適に観られるでしょう。
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長岡まつり大花火大会【新潟県長岡市】
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長岡まつり大花火大会の歴史は日本三大花火大会の中では最も古く、第一回は1879年にあたる明治12年の開催と実に130年以上の歴史を誇っています。
こちらの大会は、土浦や大曲と違って競技花火大会というわけではありません。ただし、その規模や知名度から日本の夏の風物詩の中でも燦然と輝く存在として広く認知され、数々のメディアが取り上げるなど人気度も抜群にあります。
長岡まつり大花火大会の特徴は、とにかくスケールがものすごい大きなことです。
このイベントは2日間開催され、毎年2日間トータルで103万人も訪れる新潟県をはじめ中部地方隋一の規模を誇る花火大会です。
誰でも一度は見ておくべき花火大会の一つといえるでしょう。
三尺玉とナイアガラの豪華コラボレーション
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長岡花火の見どころをより掘り下げていくと、三尺玉は打ちあがって開くときに直径650mにも及ぶ大輪となることが特徴です。
いわゆるナイアガラ花火も、壮大でなおかつ芸術性を併せ持つことから人気となっています。
音楽と連動した花火も見どころの一つで、目と耳の両方を楽しむことができますよ!
その絢爛豪華な花火の宴に酔いしれると良いでしょう。
場所は長岡市の信濃川河川敷で、長生橋の下流で打ちあがります。
他の大会よりも有料席の満足度が高いことが特徴ですので、できれば有料席を手に入れられるのであれば入手しておくとより満足できます。
打ち上げ場所近くのショッピングセンターで食べ物を買い込んで、じっくりと花火見物をするのがベストです。
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土浦全国花火競技大会【茨城県土浦市】
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土浦全国花火競技大会は茨城県土浦市で行われる花火大会です。
この土浦全国花火競技大会の始まりの経緯は、1925年に土浦町にある神龍寺がこれまでに起きた戦争で犠牲になった人々を供養するために、自費で設備を購入して大量の花火を打ち上げたことが起源になります。
それから資金繰りができなくなり開催が危ぶまれたが、開催の起源を知った土浦市が全面協力をすることで資金の問題をクリアできて再開にこぎ付けることに成功するのです。
大々的に花火大会を町おこしにするために、全国に向けて出品者確保や入賞者に贈る賞の設立など大会運営のマニュアルを作り上げることによって、今日に至る土浦全国花火競技大会として全国の花火師が集うことになります。
土浦花火は日本三大花火大会のひとつ
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土浦全国花火競技大会が日本三大花火大会に数えられている理由は、現在の花火大会の目玉の種目であるスターマインを世に広めた功績があるからです。
スターマインは小型の花火玉を連発で打ち上げることで迫力のある演出が特徴ですが、この土浦全国花火競技大会が始まった1959年以前はあくまで総演出の一つの種目であるため時間も短い地味なものになっています。
1959年に茨城県で災害が起きた際の復興のシンボルとして、これまでの花火大会をより華やかにする目的で地味な印象だったスターマインに目をつけて演目時間の延長とそれに合わせた花火玉の増加を行ったのです。
その結果スターマインは派手さを増して復興のシンボルとなり、その後派手さが全国に広がったことで土浦全国花火競技大会は速射連発花火の先駆者として日本三大花火大会に数えられるようになります。
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花火打上数ランキング(花火大会2018)
1位 第70回諏訪湖祭湖上花火大会(長野)
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諏訪湖祭湖上花火大会は毎年8月15日に行われる花火大会です。
この諏訪湖祭湖上花火大会は日本一の記録を持っていて、それはなにかというと打ち上げ花火の数が全国でも最多の数を誇ること!なんです。
なぜ最多を誇るのかというと、それは諏訪湖の地形が関係しているのです。
長野県の諏訪湖は県の中央に位置するため、近くには周辺が標高の高い山に囲まれています。そのため花火を打ち上げると標高の高い山に当たり、山彦のように音が様々な方向から反響するので派手さが段違いに大きいのです。
そして諏訪湖自体も日本有数の広大さを誇る湖なので、その上に人工島を置くことで大型花火であるナイアガラや大量の打ち上げ花火であるスターマインができるので花火師にとって腕試しにはもってこいの場所というのが花火打上数ランキング1位の理由です。
2位 2018うつのみや花火大会(栃木)
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花火打上数ランキング2位にランクインしたのが栃木県のうつのみや花火大会です。
うつのみや花火大会の特徴は、近隣の花火が有名な県がこぞって参加するのと地元密着型の独自の花火が打ちあがることです。
栃木県は日本有数の花火師が多い県である山梨県と山形県に隣接しているので、腕試しとして参加数が多いのがランキング2位になった一つの理由になります。
2つ目の理由として、地元の宇都宮市も有数の花火師がたくさんおり日や腕を磨いています。その中で他県にはない独自の花火開発も着手しており、その中の一つがスターマインを地元特産の餃子の形で打ち上げる餃子スターマインを開発し地元を盛り上げています。
なによりコンセプトが未来永劫の子供たちに楽しんでもらいたいという考えに賛同しているのも花火打上数ランキング2位になっているのも納得です。
3位 全国花火名人選抜競技大会 ふくろい遠州の花火2018(静岡)
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打上数ランキング3位に入ったのが、静岡市で行われる全国名人選抜競技大会のふくろい遠州の花火です。
ふくろい遠州の花火の特徴は、選抜とあるように予選を突破した選ばれた全国の花火師が参加することです。
この大会ではスターマイン部門と創作部門に分かれて、それぞれで品評会を行い優劣を決めます。
そのため今年初の花火が多数打ちあがるので見ているものを楽しませるだけでなく、その量も2万発以上となっているので派手です。
さらに伝統的な花火だけでなく、流行歌と合わせた音楽との融合など最新トレンドを先駆者として始めたのもこのふくろい遠州の花火になります。
これだけでも十分な内容ですが、大会の最後で行われる空中ナイアガラ大富士瀑布そして川面に壮大に打ち上がる日本一ジャンボワイドスターマインも高い人気を誇るのです。
まとめ
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やはり日本最大花火は一度は観ておきたいものですね。
大曲・土浦・長岡の日本三大花火たる所以は、
大曲
- 日本一暑い花火師の競技会!
- 壮大性と芸術性の「ワイドスターマイン」
長岡
- 130年の歴史ある花火大会
- 103万人が訪れるほどスケールが大きい!
土浦
- 災害復興を願うために始めた花火大会
- スターマインの先駆者!
ということで納得しないわけには行きませんね!
壮大な花火を見て、想いを馳せてみるのもいいのではないでしょうか。